「ドイツの火砲 制圧兵器の徹底研究」 [旧ドイツ軍]
第二次世界大戦中のドイツ軍が使用した、全ての火砲やその支援装備について詳細に解説された本です。
データ的な記述が多いので、読んでると眠くなる点は「大砲入門」同様です。
これらは読み物というよりは、辞書的な使い方をするのが正解かもしれません。
そういう意味では、巻末に兵器名による索引が載っていて便利です。
もちろん伝説の8.8㎝/36・37・41高射砲や、カールグスタフ列車砲なども掲載されていますが、他に鹵獲砲や装甲列車、音響・光学・レーダーなどの総合防空システムなど、兵器のスペックのみならず運用面での解説が実に興味深く、また320項という適度な分量でコンパクトにまとめられています。
内容と共に、企画が良かった一冊だと思います。
2006-12-09 10:50
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手前味噌で申し訳ありませんが
以前、こんな記事を書きましてね・・↓
http://ponett.seesaa.net/article/2577404.html
列車砲。なんて素敵な響きでしょう。
列車砲。ドイツ人は「大砲」が大好きなんでしょうね。
飛行機が飛びまわろうと
ミサイルが直撃しようとも
漢は黙って「大艦巨砲主義」!!
これですよ。
ええ。
フロイトに言わせると
なんでもかんでも「性」的象徴に
なってしまうのがなんとも・・ですが(笑)
by PON (2006-12-20 18:55)
や、これは素晴らしい記事ですね^^
リンク先など漁らせていただきました。
日本軍も装甲列車を持っていたんですね~(←基本事項;)
僕は装甲列車・列車砲の類で好きなのは、ラピュタに出てきたトロッコレールでも走れる軽量装甲列車と、移動式対空砲「ゲシュッツヴァーゲン(砲貨車)」ですw
本来任務中ではない、移動中の見栄えが重要ポイントです(爆
by 八文太 (2006-12-23 21:26)