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後の作戦に支障をきたす恐れがあるので(BlogPet)

こないだ、丈永八文太が 後の作戦に支障をきたす恐れがあるので、姪を省みず、意地で巡洋艦を葬り去りました。 とか書いてた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

幸運 [雑談]

太平洋戦争中、キスカ島に不時着した零戦が米軍に回収され、飛べる状態にまで修復された後に徹底分析されたことはご存知ですね。

このことによって、零戦の特性がバレてしまいました。

アメリカが最も注目した点の一つが、「機体強度のもろさ」。

ダイブをするとすぐにオーバースピードとなり、翼が波打って軋み始めるのです。

元々アメリカ機は運動性はともかく丈夫な機体が多かったので、零戦にはダイブで攻撃を仕掛け、巴戦には応じずにそのままダイブで逃げるのが得策という結論に至ります。

ダイブで逃げられると、上記の機体強度の問題で零戦は追いかけることができません。

 

もっとも、グラマンはここまで見越して丈夫な機体を開発したわけではありません。

安全性やらなんやら色々な理由があったでしょうが、ダイブ戦法はどちらかというと、機体の特性を活かして考案された戦法というわけです。

しかしこのダイブ戦法は、Me262(ドイツ軍のジェット戦闘機、速力で絶対的な優位性を持っていた)を攻撃する時などにも効果を発揮していますし、当時のように空中戦=近接戦闘という時代においては、ベーシックかつ重要な戦術の一つだったと思います。

その戦術にマッチする機体を保有していたことはラッキーだったと言えます。

 

もっとも、ドイツ軍がH・グーデリアンの提唱する戦車の集中運用や機動戦術を採用し、緒戦で大勝利を収めたのは、オカルト好きのヒトラーが第一次世界大戦とは一線を画すセンセーショナルなやり方を好んだからであり、決してその有効性を理解していたからではありません。

これも幸運だったと言えるでしょう。

また日本海軍が、序盤で世界に先駆けて大々的に航空機を利用した作戦で大成功を納めたことも、ワシントン軍縮条約によって制限された艦船の不足を補う目的で航空機を開発・大量配備したことが結果的に功を奏したわけであって、必ずしも艦船に対する航空機の優位性を理解していたからではありません。

これも幸運です。

 

意外にあやふやな事で優劣が決しているものなんですね~。


小次郎が戦中とか台頭したかったの♪(BlogPet)

小次郎が戦中とか台頭したかったの♪

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

日本軍用機事典 海軍編 1910-1945 [旧日本軍]

日本軍用機事典1910~1945 海軍篇

日本軍用機事典1910~1945 海軍篇

  • 作者: 野原 茂
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

 

さて、だいぶ前にご紹介しました軍用機事典の海軍編であります。

 

陸軍航空機開発の迷走振りから比べますと、海軍の場合は比較的合理的かつ論理的で、ツッコミどころが少ないのが難点です。(ってオイ;)

陸軍の場合、「ここをこうすればああなったのに」的なことを考えると、探せば1機種くらいは該当する試作機があるんですが、海軍においてはマァマァ合理的に開発を進めているので、当時の軍が不要と判断した機種は試作機すら存在しません。

したがって妄想戦記を書こうと思うとゼロからインチキ兵器をでっち上げねばならないのです。

まぁやりがいがあると言えばあるのですが、実際に存在しなかった兵器を出すというのはどうもトンデモ架空戦記と同次元のような気がして…。

 

そんな中、それでもいくつか思いついた中から最有力案をお出ししたいと思います。

「四発重爆は、川西に開発させるべし!!」

川西は、元々九七式飛行艇の前から四発機の研究をしていたので、四発機に関しては造詣が深いのです。

現に二式大艇などは、スペック的に見てもB-24と変わらない性能を持っています。

陸上機として空力的に格段に洗練されている上、エンジンの質も上である筈のB-24に匹敵する性能を、当時の日本のエンジン(火星)で、しかも飛行艇で発揮したのは驚嘆に値します。

この技術を転用し、陸上機製作の経験が浅い川西に代わって中島あたりに陸上機型を開発させれば、即席にしては上等な陸上攻撃機のできあがりです。

さすれば、燃料タンクの外板がそのまま主翼の外板になってるような、航続距離以外の全てを犠牲にしたような一式陸攻なぞを、制空権があいまいな地域の戦略爆撃に投入するよりはよほど善戦できただろうし、無闇な犠牲を出さずに済んだのではないでしょうか…?

四発機に何の素養も持たない中島に海軍が突きつけた要求はあまりに過酷、というより当時の日本の技術では何をどう工夫しても実現不可能なものでした(いわずもがな、深山連山の話です)。

 

あとは巡洋艦を対潜任務に使用する案です。

利根や筑摩などの巡洋艦は、偵察機母艦としての機能も持っていました。

この機能を対潜攻撃に使用するのです。

現代ではDDHと呼ばれるものがそれです。

日本は何といっても、南方との通商ルートをことごとく潜水艦にやられました。

アメリカやイギリスが大西洋でドイツにやられたことを、そのまま日本に仕掛けてきたのです。

これに対し、日本軍はほとんど何の手も打てませんでした。

制空権を失ってもまだ、反攻のための戦力温存を図っていたためです。

しかし無用の長物になるくらいなら、通商ラインの防衛に回した方がいくらか役に立った筈です。

思いっきり結果論ですが(笑

そんな目で眺めてみると、おお、あるではありませんか!

その名も「十四試特殊水上偵察機」、即ち「愛知 水上偵察機 瑞雲」です。

まぁ実際はこんな貴重な戦力を民間船の護衛に使おうなどと当時の軍令部が決断するわけがないのですが…。

 

水上機は滑走路が不要なので、母艦機能さえあればどんな船にでも搭載できます。

ですから、制空権を取るか敵戦闘機の行動半径外であれば、向こうに対抗機種が無い以上それなりに活躍できた筈なんです。

まぁ妄想ですけどね^^

 

本著は、海軍が陸上攻撃機の開発を止めなかったこと自体を批判する部分もあり、この点には一抹の疑問を覚えます。

大戦の後半期における陸攻の損害は、当時の戦況に陸攻がそぐわなかったためではなく、単に制空権を奪取できなかったが故の事であって、戦闘機をいかに重視したとて攻撃機が必要なこともまた確かなのです。

四発重爆の開発があの調子では、双発攻撃機に頼らざるを得ないことも理解できようというものです。

ただ、これ以外はやはり小気味よくまとめられている良著だと思います。


ドイツ装甲師団を作ったのはヒトラー(BlogPet)

ドイツ装甲師団を作ったのはヒトラー その戦いをぶち壊したのはヒトラー その戦いをぶち壊したの頃に古本屋で買ったんですね これも売れたらマージンはヒトラー 世紀の一人舞台を演じた男の陰で泣いた優秀な指揮官達は、戦後もその戦術思想を読んで、僕は3号戦車の位置づけを正しく学びました そして、ドイツ装甲師団を作ったのはヒトラー その戦いを演じた男の陰で泣いた優秀な機動戦術について学習したのもヒトラー

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

きのうは丈永八文太の根本が徹底したかもー(BlogPet)

きのうは丈永八文太の根本が徹底したかもー。
大砲入門―陸軍兵器徹底研究 作者:佐山二郎 出版社/メーカー:光人社 発売日:199/08 メディア:文庫 手元のこの資料によりますと、日本軍は主に対戦車砲は敵の反撃で壊滅的なダメージ.


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

臼砲は対戦車任務に使えるか? [兵器]

おはようございます。

 

先日、友人が質問をしてきました。

「超大口径砲だったら、短砲身でも対戦車任務に使えるんじゃないだろうか」

 

口径の大きい砲の砲弾は、当然径が大きくなるので質量も大きくなります。

従って運動エネルギーも大きくなり、つまり打撃力も大きくなります。

 

しかし、質量の大きい砲弾はただでさえ加速が難しく、ましてや短砲身ともなれば得られる初速は限られてきます。

当然射程は短くなり、その短い射程を最大限有効に使うために弾道は弓なりになります。

すると命中させることも難しくなります。

 

では逆に、小口径砲を極限まで長砲身化するとどうなるでしょう。

初速はもちろん上がりますが、運動エネルギーが一定まで達するとそこから先は伸び悩み、口径比が小さくても口径が大きい砲に逆転されてしまいます。

口径比が大きい砲の砲身は製造が難しく、手間ひまとお金と資材、つまりコストがかかるのです。

同じ性能なら安い方がいいわけで、その辺りの兼ね合いで口径比を増す(砲身長を伸ばす)か口径を大きくするかが決定されます。

「これさえあれば」という真髄みたいなものが無いので、結局は「求められる具体的な性能次第で仕様が決まる」としか説明のしようがないのが悔しいです。

 

結論として、もちろん大口径の臼砲でも条件さえ整えば戦車の装甲を貫通できるでしょう。

しかし「適しているか?」と問われれば、答えは否です。


雑談・環境問題の問題 [雑談]

ここのところ大戦略も資料本も滞っている都合上、書くことがありません。

しかしあんまり放置するのも癪なので、以前から思っていることを書きたいと思います。

ミリタリー関係ではありませんけどご了承ください。

 

先日ヤフーのアンケート(といっても冗談みたいなもんですが;)で、こんなお題がありました。

「宇宙旅行へいく料金が1000万円以下になるには、あとどれくらいかかると思いますか?」

で、5年以内とか10年後とか20年後とか、何年経ってもできないとか選択肢があるわけです。

 

(まぁスクラムジェットとかが実現すれば、旅客機だって宇宙を飛ぶ時代が来るかもしれないから、実用化にかかる時間を考えて、早くて20年後くらいかな?)

率直にそう思った僕は、「20年後」を選択して「結果を見る」をポチッとな。

どういう答えが多かったのかは忘れてしまいましたが、問題はコメントです。

最近このアンケートにコメントを付ける機能ができたんですが、このお題に対するコメントの中にこういうものがありました。

「今は宇宙旅行だのなんだの言っている時ではない。環境問題を解決することが先決だろう」

関係ないっつ~の;

しかも意外に賛同する奴が多くてビックリです。

宇宙旅行について話すのはダメで、家でまったりヤフーアンケートに答えるのはOKなんでしょうか?

ヤボなこと言うくせに、「ネットやってるヒマがあったら環境対策に一役買おう」とか思うことは無いのでしょうか?

まぁそんなことはどうでもいいんですが。

 

巷では「人間のエゴで自然を汚染」とか「自然破壊」とかセンセーショナルな単語が踊ります。

しかし「人間」も「汚染」も自然の一部。

人間がどんなに頑張ったって破壊できるようなシロモノではないと僕は思うんですが…。

肝心なのは、「人間の生存に適した環境が、自らの手によって失われつつある」ということ。

環境を守るのは、我々が生き延びたいからです。

これが人間のエゴなら、「動物達がかわいそう」という感覚もまた人間のエゴです。

だってそうでしょう、誰が人間と動物は違うなんて決めたんですか?

そう、人間です。

 

エゴで結構です。

誰だって死ぬより生きるほうがいいに決まってます。

まぁ一部例外もいるようですが;

我々は生きたいから環境を保全すべきなのです。

自然や地球、動物達に対してなんら後ろめたいことなどありはしません。


きょう小次郎は時代っぽい搭乗したいです(BlogPet)

きょう小次郎は時代っぽい搭乗したいです。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

「大砲入門 陸軍兵器徹底研究」(BlogPet)

きょう丈永八文太で、徹底するつもりだった。 それでも丈永八文太とアジアまでほうこうすればよかった?
初めましての方、または「それでもいい」とお付き合いくださる先輩諸氏の方々、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 &n b s p; ですので、主に初心者の方もこんにちは。 他所でそれぞれ分けてやっていた大戦略を始めて、かれこれもう16年になります。 軍事に関しても、そうでない方も、別に攻略本などを買い漁ったり、シリーズ全ての作品をコレクションしたりというような重量級マニアではありません。 むしろ極めてライトなファンに分類されると思います。 &n b s p; まずはご挨拶まで。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

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