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「ドイツの火砲 制圧兵器の徹底研究」 [旧ドイツ軍]

ドイツの火砲―制圧兵器の徹底研究

ドイツの火砲―制圧兵器の徹底研究

  • 作者: 広田 厚司
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫

第二次世界大戦中のドイツ軍が使用した、全ての火砲やその支援装備について詳細に解説された本です。

データ的な記述が多いので、読んでると眠くなる点は「大砲入門」同様です。

これらは読み物というよりは、辞書的な使い方をするのが正解かもしれません。

そういう意味では、巻末に兵器名による索引が載っていて便利です。

 

もちろん伝説の8.8㎝/36・37・41高射砲や、カールグスタフ列車砲なども掲載されていますが、他に鹵獲砲や装甲列車、音響・光学・レーダーなどの総合防空システムなど、兵器のスペックのみならず運用面での解説が実に興味深く、また320項という適度な分量でコンパクトにまとめられています。

内容と共に、企画が良かった一冊だと思います。


姪っ子誕生(BlogPet)

と、丈永八文太は考えてるはず。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

「ミッドウェー 運命の三秒間」 [戦史]

ミッドウェー―運命の三秒間 (1971年)

ミッドウェー―運命の三秒間 (1971年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: サンケイ新聞社出版局
  • 発売日: 1971
  • メディア: -
太平洋戦争において、その後の展開を決定付ける戦いとなった「ミッドウェー海戦」についての解説本で、背表紙が赤いサンケイ出版の例のシリーズです。
著者は戦史・戦術研究家の元・英国陸軍大佐A・J・パーカー氏。
 
非常に客観的な視点で描かれている点が優れていると思いました。
ただこの方は陸軍出身なので、スペシャリストとして「海戦」についてはどうなのでしょうか…。
シロウト丸出しの疑問。
 
さて、この戦いの帰趨を決したのは、日本海軍の主幹艦隊の偵察の不備であることはよく知られています。
日本陸軍は、世界に先駆けて戦略偵察機を開発するなど「偵察」の重要性を認識していましたが(猪突猛進ばかりではなかったのです;)、海軍については偵察行動の優先順位は低いものでした。
 
この海戦に先立つ珊瑚海海戦では、史上初の機動部隊同士の海戦となりましたが、経験・練度で遥かに勝る筈の日本艦隊は敵に大打撃を与えるも一時撤退を余儀なくされ、実質的には痛み分け、戦略的敗北とさえ言われる戦いになってしまいました。
この原因も、偵察機の要員の練度不足によって敵艦を誤認したことが非常に大きな痛手となりました(米側は一応熟練要員を使っていた)。
 
もしこの戦訓が十分に中枢部に浸透し、きちんと対応されていたなら、偵察機の故障に対応して代替の艦上攻撃機を飛ばすなどの措置は十分考えられた筈です。
対地対艦攻撃の戦力である艦上攻撃機は、戦闘機を消耗してしまったら使えない機種ですから、撃墜されるリスクを考えても偵察に出撃させるべきでした。
 
などと今更言ってみても始まらないことですが(^^;
 
いずれにせよ、敵の動向をまったく掴めなかった日本艦隊は完全な奇襲攻撃を受ける形となり、積み替え作業中だった爆弾の誘爆という、空母が攻撃される形としては最悪なタイミングで攻撃を受け、あっという間に3空母が戦闘不能、残る飛龍もヨークタウン1隻を道連れに戦闘不能状態になってしまいます。
そして、空母の支援なしに作戦の続行は困難と判断した海軍は撤退を決定します。
 
そもそもミッドウェーに戦略的な価値があるのかどうかも議論されるところではあります。
むしろ、この戦いは敵空母をおびき出すことに主眼を置くべき戦いだったのではないかとさえ思えるんですが、これは結果論。
ミッドウェー攻略の意図は敵に伝わっていないという前提で作戦が進行していた以上、敵機動部隊の展開はまさに晴天の霹靂だったにちがいありません。

きょう丈永八文太で(BlogPet)

きょう丈永八文太で、具体っぽい運動した。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

雑談・環境問題の問題(BlogPet)

きょう小次郎はここまで旅行するはずだったの。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

とか言ってた(BlogPet)

丈永八文太は 「宇宙旅行へいくきょうが1000万円以下になるには、あとどれくらいかかると思いますか?」 で、5年以内とか10年後とか20年後とか、何年経ってもできないとか選択肢があるわけです。 とか言ってた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

きのう(BlogPet)

きのう、blogすればよかった?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

思いつきました。

社会保険庁の元幹部で、浪費や業務上横領を告発する気がある人数名を、警察庁御用達企業に天下りさせて身柄を保護すれば、社会保険庁の腐敗を洗いざらい摘発できるかもしれませんね。


小次郎たちが(BlogPet)

つまらない ということになる訳です &したかった結果じゃないか? 後日、昨今の言を貰ってきました 小次郎たちが、元の軍事関連書籍の出版されていた層が、エセミリタリーマニアです と、小次郎は思ったの♪

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「小次郎」が書きました。

軍事関連書籍 出版ブーム [雑談]

僕は自分で言うのもなんですが、エセミリタリーマニアです。

なぜ「エセ」なのかと言えば、「エセ」とは「似非」、つまり似て非なるもののことだからでありまして、それはつまり僕が長年大戦略に親しみ兵器名の知識はそれなりにあるにもかかわらず、それ以外の軍事的知識はまるでシロウト並みだからであります。

そんな私には、長年大戦略の良き対戦相手として付き合っている友人がおります。

 

 

ある日僕はこう言いました。

僕「最近、軍事関連書籍が相次いで出版されてるよな。なんだかちょっとミリタリーブーム来てないか?」

後日、友人は「知り合い」と称する人の言を貰ってきました。

曰く、「80~90年代の架空戦記ブームで培われたファン層や、ガンダムなどの代替品に急襲されていた層が、10年の空白を経て戻ってきた結果じゃないか?」

でも「ガンダム」に代表されるロボットアニメは本当に代替品なのでしょうか?

仮に代替品として楽しんでいたとしても、軸足が軍事にあるのだったら廃れる訳がありません。

僕はこれは逆だと思います。

軍事が「ガンダム」の代替品なのです。

まぁしかしどちらにせよ、この理屈は一応通ります。

 

でもよく考えると答えになってません。

誰が戻ってきたのかは要点ではなく、何故戻ってきたかが問題なのです。

彼の説明では、「代替品(つまり『ガンダム』など)」がつまらないので、元の軍事に戻ってきた」と言います。

しかし、その代替品とは例えば今で言えば「ガンダムシード」な訳で、その「ガンダムシード」は(続編はともかくとして)特定層でそれなりの評価を得た作品です。

これを「つまらない」とする人間の移動が市場そのものを活性化させるほどのインパクトを持っていたとは考えにくいのです。

そもそもマニア界の中のみでの人口移動で、これほどの出版ブームが起きるなどとは論理的にも到底あり得ない話ですし、過去を見ても例はありません。

 

僕は、昨今の軍事関連書籍の出版ブームは、北朝鮮関連の軍事的緊張と、小泉元総理による靖国参拝問題に起因する世間一般の関心の高まりにあると思います。

マニアはその影響を受けているに過ぎません。

つまり元々好きな連中は買いやすくなるし、興味が無かった者も「どれどれ」ということになる訳です。


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